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信州発「小諸ワイン」を紹介します!「女子会×プチワイン会」編

ふるさと納税返礼品で大人気となっている「小諸ワイン」をほろ酔い女子のお二人(すずさん、しばさん)が紹介します。本当は全部お伝えしたいところですが、お財布の都合もあるので、今回は6本をご紹介!

女子会×プチワイン会の舞台となったのは、小諸市内「小諸なる小宮山酒店」。店主であり、シニアソムリエの岩下順子さんに、ワインの基礎から「小諸ワイン」の特徴までやさしく教えてもらいました。

まずは、ごあいさつから

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(鈴)ずっとお伺いしたかったお店です。ようやく来ることができました。本日はよろしくお願いします。
(岩)鈴さんよろしくお願いします。柴さんは先日もご来店くださいましたね。いつもありがとうございます。
(柴)先日は失礼しました。あまりに居心地がよく、お酒の力も相まって、ウトウトしていた記憶が…。お酒好きな私は、今日も張り切って飲みたいと思います!
(岩)柴さんは顔に出ないですからね。酔っているのか分からないので、ほどほどに(笑)。

①アンワイナリー「アンの泡」ブラン

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(岩)それでは、さっそくですが、アンワイナリー「アンの泡」ブランからご紹介していきましょう。
(鈴)泡も色もすごくきれい!
(柴)おいしそう!
(岩)シャルドネとピノ・ムニエを醸したスパークリングワインです。きらきらと輝く女性たちに飲んでいただきたいという生産者さんの想いが込められています。
(鈴)きらきら輝く女性…。素敵…。
(岩)酵母の風味がしっかりしています。とてもすっきり飲めますよね。ワインの名前に「ブラン」がついていますが、これは白という意味なんですよ。
(鈴)そうなんですね。初めて知りました。女性好みの味だと思いますし、本当にきれいな色をしています。
(岩)白色を背景にして、グラスを斜めに傾けて見ると、色がより分かります。黄金色に輝いていますね。
(柴)飲みやすくて、おいしいです。鈴さん、おかわりいきますか。
(鈴)まだ1本目ですからね。私もいきたいところですが、ここはグッと我慢しましょう。グッと。

アンワイナリー「アンの泡」ブラン
種類   白・辛口・スパークリング
生産者  松村清美さん
ほ場   小諸市 糠地ぬかじ
キラキラ輝くはつらつとした女性たちに飲んでいただきたい発泡性ワイン。飲む方が笑顔になることを願って醸造しています。

②ドメーヌ・フジタ「清水端・ソーヴィニヨンブラン」

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(岩)続いては、ドメーヌ・フジタ「清水端・ソーヴィニヨンブラン」です。ラベルにアンウッデッドで醸造されたと記載がありますが、樽ではなく、ステンレスタンクで醸造されたという意味になります。それではご紹介していきましょう。
(鈴)少し緑がかった白色でしょうか。きれいな色です。味は酸味が感じられて、飲みやすいです。
(岩)感性がなかなかいいですね。ソーヴィニヨンブランは、酸味が特徴のワインです。こちらのほ場は標高900m付近に位置しているので、酸味の特徴がより表現されていると思います。
(柴)すっきりした味わいで、本当においしいワインです。
(岩)さわやかな風味が感じられますね。酸味のバランスもいいです。
(柴)飲みやすいので、おかわりしたくなりますね。
(鈴)柴さん、まだ2本目ですからね。ギアを上げるのは早いですよ。

ドメーヌ・フジタ「清水端・ソーヴィニヨンブラン」
種類   白・辛口
生産者  藤田正人さん
ほ場   小諸市 糠地
補糖、補酸せず、アンウッデッド醸造。高冷地で育った果実本来の味わいをお楽しみください。

③ミリ・ボーテ「シャルドネ」

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(岩)3本目は、ミリ・ボーテ「シャルドネ」です。白ワインの代表格で、日本でも多く栽培されている品種です。テロワール(土地の個性)が反映されやすいので、同じ小諸市内でもそれぞれ特徴があります。小諸市は「坂のまち」としても有名で、標高差がありますし、土壌も違いますから、特徴に差が出やすいと思います。
(鈴)色は少しグリーンがかった感じでしょうか。
(岩)そうですね。先ほどのソーヴィニヨンブランと比べれば少し濃いですかね。それから、香りが素晴らしく、甘い、白い花のような香りを感じることができます。
(柴)本当にいい香りがします。甘い、白い花の香り、なんてオシャレな表現。
(鈴)(あれ?柴さんおかわりしたいと言わないな…)
(柴)鈴さん、おいしすぎて、おかわりしちゃいましたよ。
(鈴)(いつの間にかしてた‼)

ミリ・ボーテ「シャルドネ」
種類   白・辛口
生産者  中根靖さん
ほ場   小諸市 菱平ひしだいら
ステンレスタンク発酵、澱と一緒に熟成。豊かでフレッシュな味わいがお楽しみ頂けます。

④グラン・ミュール「晃葉」フィールド・ブレンド

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(岩)4本目は、グラン・ミュール「晃葉」フィールド・ブレンドです。4種(メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン35%、カベルネ・フラン9%、プチ・ヴェルド1%)の混醸で、小諸市内でも珍しい赤ワインです。
(鈴)味に奥行きがあって、ベリー系を感じる気がします。
(岩)いいコメントですね。メルローの配分が多いので、きめ細やかなタンニンを感じられ、やわらかく、まろやかな口あたりになっていますよね。
(柴)樽の香りもいいです。
(岩)樽の香りいいですよね。小諸市内でも珍しい4種の混醸をリリースしたグロワーの川口さんは、今後、スイス品種のワインぶどうも栽培されるということで、いい意味で尖った存在感があります。大変楽しみです。
(柴)スイス品種のワインは私も楽しみにしていて、いち早く口にしたいと直接交渉しています!
(鈴)(もう交渉してるの⁉早いっ!)

グラン・ミュール「晃葉」フィールド・ブレンド
種類   赤・フルボディ
生産者  川口聖さん
ほ場   小諸市 芝生田しぼうだ
自然酵母での発酵、樽熟成4ヶ月、無濾過、無清澄で醸造。この地区で4種類の混醸は珍しく、スパイシーさもアクセントとなっています。

⑤テールドシエル「ピノノワール」ロゼ・樽熟成

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(岩)5本目は、テールドシエル「ピノノワール」ロゼ・樽熟成です。テールドシエルさんのほ場は、標高900m以上に位置していて、高冷地ならではの甘酸っぱい感じがあり、口あたりがさわやかです。
(鈴)“さくらんぼ”や“いちご”のようなフルーティーさがある気がします。フレッシュフルーティーですね。
(岩)ロゼでリリースしていますが、赤ワインに近く、タンニンもしっかりしています。フルーティーでありながらも、樽で熟成させていることで、落ち着いた感じがありますし、バランスがいいですね。
(柴)色がルビー色できれいです。
(岩)いい色ですよね。
(柴)少し酔ってしまって、私の頬もルビー色になってきました。
(鈴)(いや、全然顔に出てないです…。柴さん…。)

テールドシエル「ピノノワール」ロゼ・樽熟成
種類   ロゼ
生産者  池田岳雄さん、桒原一斗さん
ほ場   小諸市 糠地
高冷地ならではの苺のような甘酸っぱい酸が樽熟成により、フルーティでありながらも落ち着いた魅力を醸し出しています。

⑥マンズワイン「ソラリス・千曲川カベルネソーヴィニヨン」

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(岩)6本目、最後になります。マンズワイン「ソラリス・千曲川カベルネソーヴィニヨン」です。言わずとも知れたところですが、マンズワインさんは1973年、小諸市にワイナリーを設立した先駆者であり、ソラリスシリーズで大変有名ですよね。
(鈴)私の中では、これぞワインという印象のワインです。深い紫色をしていて、奥行きがある味わいです。
(岩)そうですね。それにタンニンがまろやかですよね。2017年産のぶどうを使用し、樽で熟成させたことで、このようなまろやかさが出せるのだと思います。それから、よいぶどうだけを選んで醸造しています。複雑な風味は、高級ワインの証と言えるでしょう。
(鈴)「よいぶどうが、よいワインになる。」マンズワインさんのブランドメッセージにもありますよね。
(柴)私からも、いつもお世話になっている岩下さんにメッセージがあります。
(鈴)(なんだろう?)

マンズワイン「ソラリス・千曲川カベルネソーヴィニヨン」
種類     赤・フルボディ
醸造責任者  松本信彦さん、島崎大さん
ほ場     上田市塩田平
フレンチオーク樽で約20ヶ月熟成。程よいタンニンとしっかりした骨格を持つ日本を代表する究極のフルボディ辛口赤ワインです。

最後に、ごあいさつを

(鈴)岩下さん、本日はどうもありがとうございました。どのワインも個性があり美味しかったです。それに色んなお話が聞けて勉強になりましたし、聞きながらワインをいただける「ワイン会」ってとっても素敵だと思いました。
(岩)こちらこそ、楽しい時間をありがとうございました。柴さんには、お土産もお買い上げいただいて、ありがとうございました。
(鈴)(いつの間に⁉メッセージってお土産の注文だった‼)
(柴)おいしいワインが勝手に口の中に入ってくるので、少し酔ってしまいました。ありがとうございました!

初めての「女子会×プチワイン会」企画。おいしいワインと親和性のあるおつまみが相まって、時間を忘れるほど、楽しいひと時を過ごしたお二人でした。ほろ酔いのお二人は、尽きることのないワインの話をしながら、お店を後にするのでした。(※この取材は、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で実施しています。)

お知らせ

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【取材会場】
「小諸なる小宮山酒店」
住所:長野県小諸市鶴巻一丁目4-14 定休日:水曜
TEL:0267-22-0796 E-mail:winekomi59@gmail.com
店主 シニアソムリエ 岩下順子さん
1995年 ワインアドバイザーチャレンジセミナー修了
1996年 日本ソムリエ協会認定「ワインアドバイザー」試験合格
1996年 第1回「ワインを楽しむ会」開催
2021年 280回を超えるワイン会を開催
小諸市内のグロワーさんのワインを幅広く取り扱っています。また、お店では、おすすめワインの試飲(有料)をしながら、岩下さんのお話を聞くこともできます。カウンター3席ほか。ワイン会の開催はご相談ください。

【小諸市内のワイナリー】
小諸市内にはワイナリーが5ヶ所あり、令和4年度には6ヶ所に増える予定です。ますます盛り上がりを見せる「小諸ワイン」。ご注目を!

【小諸市のふるさと納税】


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最後まで読んでいただきありがとうございました。小諸市をもっと知っていただきたいので、PR動画を紹介します♪